官能映画の巨匠が辿り着いたエロスの新境地も! 韓国映画&ドラマの官能作品5選
末妹と謎の男は、そこはかとない生きづらさを感じていて、次第にシンパシーを感じ近づいていく様子は、官能的なシーンがないのに、いけないものを覗いているような感覚があります」
Netflixシリーズ『私の解放日誌』独占配信中
Son Suk-ku(ソン・ソック)
得体の知れなさに心惹かれるミステリアスな“けしからん”男。
韓国で人気急上昇中のソン・ソックは、現在41歳の遅咲き。「醸し出す雰囲気が独特で、謎めいた役柄がピッタリ。そうかと思えばマ・ドンソクの『犯罪都市』シリーズでは凶悪なヴィランを演じたことも。日本作品のリメイク版で、彼と似た空気感が魅力の綾野剛さんが演じた役を務めることが多い点も興味深いです」
©Han Myung-Gu/gettyimages
官能映画の巨匠が辿り着いたエロスの新境地。
【MOVIE】『別れる決心』
夫の殺害を疑われる女と、事件を追う刑事。疑惑の中で惹かれ合う二人を描くサスペンスロマンス。「ずっと官能を描いてきたパク・チャヌク監督が、直接的な描写を用いずに官能性を追求した意欲作。“死”というものを共有している特殊な関係性がどこかセクシーですし、刑事に観察されていた女が途中から刑事を観察するようになり“見る”“見られる”の立場が逆転する点にも監督の意図を感じます」。