インフィニティプールで愛し合う二人…官能に訴える“タイのBL作品”6選
「タイBLの人気ペア・オフ&ガンを生んだとされる作品。彼らがメインで描かれるのは2作目ですが、1作目の二人で水を掛け合う場面が繊細で。日常を切り取るのが上手なウィーラチット・トーンジラー監督の演出力に子役出身のガンの演技力、オフのナチュラルなセクシーさとバックに流れるT‐POPのエモさが相まって、湿度を感じさせる夏の情景に仕上がっています」
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光との対比で闇の持つ官能性が鮮やかに匂い立つ。
【MOVIE】『トロピカル・マラディ』
愛し合う二人の青年の日常を描く前半と、中島敦の『山月記』をモチーフにした後半の2部構成で綴る異色作。「森にこだわるアピチャッポン・ウィーラセタクン監督の作品らしく、後半の舞台は真っ暗な森。森の暗さや湿度はある意味エロティックですし、物言わぬ静けさが登場人物の気持ちを代弁している感覚も。一方、田舎道をバイクで二人乗りする前半のシーンは惹かれ合う気持ちがただ眩しく、謎めいた後半とのギャップが際立ちます」
Courtesy of Kick the Machine Films
重厚感が漂う独特な関係性が艶っぽさの秘密。