相手の心をキュンとさせる“恋文の書き方”とは? ラブレター代筆屋さんが伝授
恋の機微を綴った文章を読むのも楽しいけれど、誰かの心を掴むような文章を書いてみるのはいかが?ラブレターの代筆業を営む小林慎太郎さんに、大人から大人へのラブレターの書き方を伺いました。
学生時代から告白のときはラブレターを書いていたという小林慎太郎さんに、キュンとさせる恋文の書き方を教えてもらいました。
「恋愛に関する文章でも小説の場合は、読み終わったときに、“いい読後感だった”とか“きれいな文章だな”という感想でいいのですが、ラブレターの場合はそれで終わってしまっては意味がない。さらに“この人はいい人だ”、あるいは“付き合おうかな”と思ってもらわなければならない。そのためには、“好きだ”という気持ちを伝えることに加え、書き手の人間性や人柄を理解してもらい、かつ興味を持ってもらうことが大事です」
さらに、“好き”という気持ちに加え、“相手を思うからこそ感じている切なさ”を添えることができると、より相手の心を震わせることができる、とも。
「人が切なさを覚えるのは、孤独を自覚したり、自分の弱さを実感したときだと思います。なので、“好き”という気持ちの表現でも、“I Love You”ではなく“I Miss You”的な雰囲気を漂わせると、相手に切なさが伝わる。