不動産会社の経営者が教える! 失敗しない「賃貸物件探しのチェックポイント」
そんなときは「先行申し込み」をしておくのがおすすめです。
先行申し込みとは、内見の前に入居の申し込みと入居審査を完了させる方法のこと。内見可能なタイミングで優先的に内見ができ、気に入らない場合は申し込みをキャンセルすることもできます。入居審査は先着順で行われるため、他の入居希望者に先を越されるリスクを減らせるのです。
これに対し、まったく内見をせずにその物件を押さえることを「先行契約」と呼びます。キャンセルしたい場合、違約金がかかるケースが多いため、慎重に検討したほうがよいでしょう。
――なるほど。それでは、内見しないまま契約する場合のNG行動について教えてください。
NG1周辺環境を確認しない
部屋の中が見られない場合でも、できれば現地に行って周辺を歩いてみてほしいです。駅からの道のりはフラットで歩きやすいか、人通りは多いか、街灯があるかなど、アクセスや治安について確認しておきしましょう。また日当たりに関しても、物件の周辺に背の高い建物がないか、隣家と近すぎないかなどをチェックしておいてください。
どうしても現地に行くのが難しい場合は、グーグルマップのストリートビューで物件周辺の雰囲気を確かめたり、国土地理院のサイト「重ねるハザードマップ」