及川光博「音楽もお芝居もひっくるめたエンターテインメントを愛し続けています」
――インスピレーションがふっと降りてくるんですね。
うん。でも、締め切りがなかったらいつまでもできないかな(笑)。あとは毎日を生きていて感じたことや見た景色、それからよくも悪くもメディアで気になったニュースがミックスされていく。歌詞はなるべくポジティブなワードに変換して、アウトプットするという感覚です。
――7曲目「Dream Maker」はアッパーなロックサウンドです。
ハードロックに乗せて、男のバカバカしいほどの情熱を歌っています。主人公がダイエットしたり、髪型を変えたり……なんとか女子のハートを射止めようとする恋心ですね。
説明するほどの曲じゃないです(笑)。
――ははは(笑)。8曲目「神サマお願い」はストレートに平和を歌っていらっしゃいますね。
1曲ぐらいはしっかりと伝えようと。いつも人を笑顔にしたくて、歌って踊っているんですけども、この曲は珍しく怒りや嘆きを表現していますね。これはミッチーというよりも、及川光博個人の戦争やいじめに対する思い。ひねりをきかせず、まっすぐに思いを綴りました。
――一変して、9曲目「フライドポテト<未来編>」はコミカルで元気になれる歌詞と楽曲です。