鈴木亮平の夢がついに実現! 『シティーハンター』日本初の実写化
直接的な表現とは違う、日本語が持つかわいいニュアンスは、翻訳した時に絶対に伝わらないですから。でもこれは日本の作品だし、日本語がわかる人にしかウケないギャグであることに勇気を持つべきだと思いました。これを取ってしまったら、何か大切なものを失うことになりますから。
――ちなみに、パンツ一丁の“もっこりダンス”は世界的にOKですか?(笑)
大丈夫です。日本の裸芸は世界中の人に通じるクオリティの高さを誇ります。あのシーンは僕が振り付けをしてパンツも自腹で購入して複数枚から選びました。
――もはや鈴木さんのお家芸のような…。
「変態仮面」をやって良かったとは思います。
あんまり恥ずかしくないですから(笑)。でも実は「変態仮面」に変身して戦っていた時にも、もしいつか僕が冴羽獠を演じるなら、これが良い経験になるな、と思っていました。
――準備はすでに始まっていたんですね。そして、日本の作品だということに勇気を持つべきだという考えもさすがです。
もちろん世界を視野に入れていますが、まずはこの作品が生まれた国・日本のファンに向けて作ることを最優先にして、あくまでも北条先生が描いた世界観は守りたかったです。