360度の魅力炸裂! SixTONES「VVS」ドームツアーレポ
のROCK、SixTONESのSixを表す数字の6に機構のクレーンを掛け合わせた造語だという。観客を見下ろしながら歌ったのは、この仲間と前へ前へ進んでいく…と、パワフルに宣言する「アンセム」。他力本願じゃ何も得られないと一心不乱に挑む様を歌う楽曲だ。アイドルとして型破りなスタイルを貫くSixTONESのテーマソングのような1曲からの幕開けとなった。
噴水が勢いよく吹き上がる中での「Rollin」では、6方向に作られた花道を堂々と歩きながら、6人が中央ステージへ。髙地優吾さんが「Hey! 東京、ラストだぞ!」と叫び、歓声を上げるファン。初の試みとなる生バンド演奏がCDとは違ったライブならではのアレンジで楽曲を盛り上げていく。「Outrageous」では森本慎太郎さんのパンチのある歌声から始まり、ハードなダンスで観客を圧倒。
「ABARERO」のロックリミックスバージョンでは、炎が激しく交差するスリリングな空間に。SixTONES と観客のバイブスがぶつかり合う。「シャウト!」と叫んだタイミングやクラップのタイミングで音楽に合わせて絶妙に炎が上がり、序盤で観客たちは酸欠になりそうな盛り上がり。