右手と左手、どっちを見るの? 占い師が教える「手相の基本」を解説
手相占いといえば、多くの人が結婚線や運命線など、名前のある線の形で占う技術を想像するでしょう。しかし手相占いには、線に限らず様々な見方があります。今回は、占い師の五十六謀星もっちぃが手相占いの基本をお伝えします。簡単に自己判断できる方法も紹介するので参考にしてみてくださいね。
手相占いの範囲
手相占いで扱うのは、手首に現れる手首線と呼ばれるシワから先の全てです。指も爪も色も形も、全てが手相占いの対象で、これらには運命を読み取るヒントが眠っています。
たとえば筆者が20代の頃、手相占いをご希望のお客様が、手のひらではなく甲をお出しになったことがあります。ご冗談のつもりだったのでしょうが、手の甲や爪の形、指の長さのバランスなどに現れる運命の兆候などを紐解き、的中を楽しんでいただいている間に、とうとう手のひらを見ることなく鑑定時間が終わってしまいました。
手の形
手相占いの専門家が、初見の手を占うときには、まず全体の形から判断することが多いです。“木を見て森を見ず”という言葉がありますが、全体を見て人間性を掴むことで、細かな線の解釈もより具体的になるのです。具体的な見方の一つとして、手のひらの縦横比と指の長さの組み合わせで簡単に判断できる、手の形4タイプをご紹介します。