石田ゆり子「19歳のとき心を奪われて以来、特別な存在です」大好きなモネの展覧会でアンバサダーに!
本展テーマソングも石田さんが歌って作詞もされたのですよね。
石田さん私は、本当にひっそりと歌をやっていまして、ほとんどの人が知らないと思いますし、知られていないままでいたかったというか、「誰なんだろう?」という程度でいいと思っていました(笑)。今回、テーマソングを歌ってほしいといわれて、どうしましょうと思ったのですが、大好きなモネですし、こんなチャンスは生きているうちに一回ぐらいしかないと思ったので、お受けいたしました。
――曲のタイトルは『私のモネ』ですが、作詞やレコーディングで苦労された点はありますか。
石田さん作曲とプロデュースを大橋トリオさんがやってくださり、詞は私が書きました。クロード・モネという偉大な画家に対して失礼があってはいけないと思い、たくさん文献を読み、映像も見ました。最初から曲がありましたので、すばらしいモネの世界を詞に落とし込んで、言葉を当てはめていきましたが、思ったよりも難しかったです。
――ご自身のなかで、俳優と歌手との切り替えはありますか。
石田さん表現をするという意味では歌うことも演じることも一緒なのですが、音楽は絶対的にリズムと音階があります。