「医療保険について考えよう【前編】」お金の教科書Vol.46 #お金の基本
もそのひとつなんですよ。
未知子:日本は国民皆保険制度だと聞いたことがあります!
西山:そうですね。その公的医療保険とは別に、医療費の負担を個人でさらにカバーしたい人向けにあるのが民間の医療保険なんです。
未知子:なるほど!
西山:なので、絶対に必要なものではありませんが、いざというときの備えという意味では加入を検討する価値あり。まずは自分にとって必要かを明確にしましょう。
未知子:民間の医療保険に入った方がいい人の基準はありますか?
民間の医療保険に加入した方がいい人は?
西山:最大のポイントは、高額な医療費が必要になったとき「何かに困る」可能性があるか否かです。
未知子:詳しく教えてください!
西山:まずは金銭面で困るかどうか。たとえば医療費が高額になった際、貯蓄から支払うことが難しい人や貯蓄を減らしたくない人、あとは自営業者など収入が途絶える可能性がある人は、保険でカバーできると安心ですよね。
未知子:入院や通院が長引いたら、お金の心配が出てくるかも…。西山:そしてもうひとつ、精神的に困るかどうかも重要。病気やケガで心身ともにダメージを受けているとき、医療費で貯蓄が減るとさらに不安になると思います。