夏の嵐山で“もふもふ”わんにゃんに会える! かわいい動物画を愛でる展覧会
本展に出される《親⼦猿図》はふわふわとした毛の質感がとても魅力的で、必見作のひとつです。
胸キュンわんにゃんが集結!
速水御舟《洋犬》1919年 通期展示福田美術館所蔵
第3章「もふもふ可愛いわんにゃんたち」では、多くの画家たちが描いたイヌとネコが集結。古くから愛玩動物として人気のあったイヌとネコは絵のモチーフとしても好まれ、本展でも円山応挙や長沢芦雪、川合玉堂、速水御舟など名だたる絵師たちの作品を見ることができます。
円⼭応挙《⽵に狗⼦図》1779年(左幅部分)前期展示福田美術館所所蔵
特に人気が高いのは、円山応挙《竹に狗子図》の子犬たち。とにかく愛らしく、つぶらな瞳にキュンキュンします。江戸時代中期の画家である応挙は、狩野派で学んだあと洋風画の遠近法や陰影法なども取り入れながら画風を確立。写生を重んじて写実的な作品を多く手がけ、子犬の毛も質感がリアルです。
本展は、7月13日からスタート。夏の嵐山で、ぜひ楽しい動物画をご覧になってみてください。
Information
企画展名:福田どうぶつえん
会 期:2024年7月13日(土)~10月1日(火)
<前期>7月13日(土)