くらし情報『【銭湯の聖地・京都】老舗からホテル内まで…旅行者にもやさしい“銭湯”3選』

【銭湯の聖地・京都】老舗からホテル内まで…旅行者にもやさしい“銭湯”3選

戦前に建った古い銭湯が多く残る京都は「銭湯の聖地」とも呼ばれる。内湯派にもやさしい“観光客に開かれた大衆浴場”で銭湯デビューを飾ってみてはいかが?

旅行者にもやさしい銭湯で京都ならではの銭湯体験を。

【銭湯の聖地・京都】老舗からホテル内まで…旅行者にもやさしい“銭湯”3選


西と東では、浴場の装飾や脱衣所での作法にも違いがある。そこで、まずは京都ならではの銭湯体験ができる老舗から。いずれも大正時代創業の「長者湯」と「鴨川湯」には、浴場のカラフルなモザイクタイル、柳行李(やなぎごうり)を木製ロッカーに収納する習慣など、京都特有の意匠や仕様が残る。サウナが無料だったり、地下水を薪で沸かすところは同じだが、施設としての味わいにはそれぞれの個性も。代々家族で経営し、家庭的な温かみが魅力の「長者湯」に対し、古い銭湯の再生を手掛ける「ゆとなみ社」系列の「鴨川湯」では、手書きの浴室新聞やオリジナルグッズの展開など、若い世代が親しみやすい雰囲気づくりに力を注ぐ。

「若者を銭湯へ」の掛け声のもと、銭湯人口の若返りに寄与する「ゆとなみ社」のような存在もあれば、全く違うアプローチで注目される銭湯もある。
それが「梅小路ポテル京都」内の銭湯「ぽて湯」だ。銭湯絵師が描くしっぽりとした銭湯絵や、浴場全体を彩るモザイクタイル、こだわりの固定式シャワーなど、細部まで作り込んだ“ザ・銭湯”を「ホテルの外風呂」

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