老舗の扇子や上品な香りの虫よけ香…【京都】おみやげにしたい“夏の逸品”6つ
香老舗 薫玉堂の虫よけ香
天然香料由来の奥深い香りは、心をもすっきり整えてくれるもの。
安土桃山時代の文禄3(1594)年、西本願寺の門前に薬種商として創業した、日本でもっとも古い御香調進所。430年の長きにわたり、希少な香木をはじめ、数多くの調香のレシピが今も大切に受け継がれている。白檀をベースにして、丁子や龍脳など防虫効果の高い数多くの香料を使い作られた虫除け香は、上品でほのかな移り香が楽しめるのも魅力。好きな布で包んでタンスの中に入れるほか、布バッグなどの布製品や、人形や掛軸の保管にも。6個 箱入り¥1,100。
本店/下京区堀川通西本願寺前TEL:075・371・01629:00~17:30第1・3日曜休
熊谷聡商店の涼の音 置き型風鈴
さりげなく鳴る音色が耳に心地よい、インテリアに溶け込む京焼・清水焼。
1935年に京都・東山で創業し、現在は清水焼団地で京焼・清水焼を扱い続ける『熊谷聡商店』。3代目の熊谷隆慶さんが立ち上げた『=K+』は、伝統の陶磁器に様々なデザイナーやアーティストをプラスすることで、現代に似合う新たなセラミックを作るブランド。プロダクトデザイナーのみやけかずしげさんが手掛けた涼の音は、花結晶という名の焼き物を風鈴本体に使った置き型の風鈴。