SHINeeのKEYの個性とこだわりがぎゅっと詰まったソロコンサート『2024 KEYLAND ON : AND ON in Japan』レポ
と笑いつつ、「帰る頃には止んでいるといいけど」と観客を気遣った。
このあとはバンドが派手なセクション、というKEYの言葉通り、「Heartless」に始まり、日本語オリジナル曲「Hologram」も力強いバンドサウンドに引っ張られた強いパフォーマンスが続く。ブルーを基調にしたライダースーツに着替えたあとは、これぞKEYLANDの醍醐味とも言うべきパフォーマンスが続く。
ラインストーンで装飾されたスタンドマイクを手に持ち歌った「BAD LOVE」ではファイアーボールが飛ぶ中で美しくハイトーンを響かせ、「Can’t Say Goodbyle」ではマイケル・ジャクソンを思わせる振り付けも。バンド効果かさらに疾走感が増した「Killer」まで、5曲を休みなくパフォーマンスし続けた。
MCでは汗にまみれた前髪をかきあげつつ「これ、スタイリングって言わないよね」と苦笑するほど激しいパフォーマンスの連続だった前半セクションは、実はバンドからも一番恐れられていたそうで、「あの人たち、指大丈夫かな」とバンドメンバーを心配していた。その後はマイクチェンジのためにいったんステージを捌ける、と思いきやステージ後方でスタッフにヘッドセットを着けてもらいながらそのまま話し続けるKEY。