宮野真守「殻を破ることができた」 先輩・林原めぐみからの“忘れられない一言”とは
僕がライブを構成する上で大事にしているのは、とにかく飽きさせないこと。僕は自分で曲を作ってきた人ではないから想いを曲として届けるということが最初はまだできなくて、自分でライブを演出することがクリエイティブな部分での軸になってくれました。それに僕自身がプレイヤーだから、観ている人に楽しんでもらいたいという想いがあるんですよね。ライブももうずいぶん長くやっているからアウトプットばかりだと出がらしになっちゃうので、過去の自分に勝つためには上質なインプットが大事になってきます。僕の場合は直近の自分の経験がいいインプットになってくれています。例えば舞台での経験が作詞する上で役に立ったりするんですよ。自分が演じた役の想いを歌詞にすることもありますし。すべての仕事がつながっていて、インプットとアウトプットが循環しているような感じです。
まるで回し車の中をぐるぐる走ってるハムスターみたい(笑)」
何もわからなかった20代から、いろんなものを得た30代を経て、これからの40代ではさらにその先を見据えていきたいと語る。
「大人の男として憧れるのは、ずっと体型を維持している人ですね。これがどれだけ大変なことかって、意外とみなさん知らなくて。