大森南朋、『マウンテンドクター』で共演中の杉野遥亮は「“大人だな”って思いました」
杉野さんは、大人の男と聞いて何をイメージしますか?
杉野:あまりそういうことを意識していなくて、誰にでも、いくつになっても子供っぽいところと大人っぽいところがあるんじゃないかと思っています。
大森:子供の頃、授業中に手を挙げられる子供だった?
杉野:それが意外と積極的に手を挙げる子供でした。
大森:そうなんだ。僕はすごい消極的だったので、こんなんじゃダメだと思い、それ以来ずっと、リハビリしながら生きている感じで。
杉野:でも僕も、あまりにも落ち着きのない子供で、ある時自分中心で騒ぐことが迷惑なんだとわかってから、抑えようと意識している感じです。
大森:そういう自分の不甲斐ないところを少しずつ正していかなきゃ…と思いながら生きていくんだよ。多分このままずっとね。でもいつかそれを、面白いと思えるようになるといいよね。
杉野:大人っぽいといえば、子供の頃は甲子園に出ている高校球児たちがやけに大人に見えました。不思議です。
大森:大人っぽく見えるよね。自分が40歳ぐらいになってやっと、彼らを見て、若いな~って思えてくるんだけど。『サザエさん』のカツオを見ている感じと同じかも。小さい頃からカツオがずっと年上で、ある時カツオと同級生になっても…「あれ、何の話?
杉野:カツオの話ですね(笑)。