大森南朋、『マウンテンドクター』で共演中の杉野遥亮は「“大人だな”って思いました」
――30代目前の杉野さんに向けて、今やっておくべきことなどありますか。
大森:杉野くんはすでに役者としてたくさん経験していると思いますし、30代なんてどんどん脂が乗ってくるだろうから大丈夫。
杉野:現場で大森さんのお芝居を拝見していると、経験値の違いとか大きな年輪みたいなものを痛感していますが、僕は、一生懸命生きてお芝居をすることを続けるしかないと思っています。大人になる…か。でも、そういえば20歳になる時は“大人になれるんだ”って思っていましたね。
大森:ところが、20歳超えて歳を重ねていくうちに、まだ子供のままでいたいと思うものなんだよね(笑)。『マウンテンドクター』生まれ育った長野県松本市の総合病院に勤務することになった、整形外科医の宮本歩(杉野遥亮)。命じられたのは整形外科と山岳診療科の兼務。
山で起きた病気やケガの対応に山岳外来での診療、土日には山小屋で泊まり込みの勤務も行うという。ある日、遭難事故が発生。ヘリで現場に向かった歩は、突然ある記憶が蘇り、呼吸が荒くなる。なぜ自分が山岳診療を?疑問を持つ歩の前に現れたのは、国際山岳医の江森岳人(大森南朋)だった…。出演/杉野遥亮、岡崎紗絵、宮澤エマ、向井康二、八嶋智人、檀れい、大森南朋ほか。