りんごを見つめていたら満天の星が見えてきた!? 「見立て」の面白さを世に広める、鈴木康広の個展
ここに上がって足元を見れば、自分の足がもっと間近に見えた幼少期の感覚が蘇ってくる。ひと味違うユニークな展望台。
鈴木康広《足元の展望台》2014年photo:Seiji Toyonaga
《りんごの天体観測》
りんごの模型の内部に灯りをともすと、上からかぶせたアクリル製のドームに光が星のように浮かび上がる。斑点のあるりんごの表面を星空に見立てて生まれた作品。
鈴木康広《りんごの天体観測》2006年、2021年photo:Jeni Katzner
鈴木康広《りんごの天体観測》スケッチ
©Yasuhiro Suzuki
鈴木康広展 ただ今、発見しています。二子玉川ライズ スタジオ & ホール東京都世田谷区玉川1‐14‐1二子玉川ライズ7月20日(土)~9月1日(日)10時~19時(7/22~7/25は12時~、毎週土曜は~20時。入場は閉場の30分前まで)会期中無休一般1000円ほかオンラインによる日時予約制TEL:050・5541・8600(ハローダイヤル)主催:Bunkamura
すずき・やすひろ1979年生まれ。アーティスト。身の回りの何気ない物事に対する気づきを独自の視点で作品に昇華。