梅原裕一郎、話題のアニメ『異世界スーサイド・スクワッド』ジョーカー役は「爽快感があります (笑) 」
『バットマン』や『スーパーマン』などを輩出したアメリカのコミック出版社「DCコミックス」のスーパーヴィラン(=悪役)が一堂に会し、剣と魔法の世界へと転生してしまったら――そんな“まぜるな危険”?ともいえる物語が話題のアニメ『異世界スーサイド・スクワッド』。主人公ハーレイ・クインをはじめ魅力的なダークヒーローが勢揃いしているが、“悪のカリスマ”としてひときわ異彩を放つのが、ピエロメイクのジョーカーだ。
声のトーンも芝居も自由に演じる、それがジョーカーというキャラ。
「彼は退屈な世界に大きな不満を抱いていて、それをぶち壊したいという強い欲求があるんです。なので、笑顔のメイクから伝わる狂気性だけでなくて、その裏にある怒りや悲しみも表現できればと思います」
このように今回のジョーカーを受け止め、演じているのは、クールな二枚目から悪役まで手掛ける声優・梅原裕一郎さん。ジョーカーといえば、平田広明さんなど、名だたる声優たちが吹き替えを担ってきた。
「この作品にも、子安武人さんや大塚芳忠さんなど、過去ジョーカーを演じられた方々が参加されているので、僕はビビり散らかしていました(笑)。でも、作品によってジョーカーの解釈は異なっているし、本来は定型のない自由なキャラ。