かわいいミニチュア作品が勢ぞろい! 韓国で19万人を動員した展覧会「田中達也展」が日本橋高島屋でスタート
と語りました。
「田中達也展みたてのくみたて」では、「見立て」の発想の起点を7つのゾーンに分けて約160点の作品を展示。どのようにアイデアが生み出されるのか、その原点を解き明かす展覧会です。
パンがソファーに!?
田中達也「甘い生活」2021年
「HOME暮らしから考える」の展示室では、身近にあるものから着想を得た作品を展示。家の中にある見慣れたものが、意外なものに変換されています。
例えば、「甘い生活」という作品では、パンをソファーに、クリームを観葉植物に、ワッフルを棚に見立てた室内で、ミニチュア人形のファミリーが団らんしています。
田中さんの作品には、ブロッコリーや海苔巻きなどさまざまな食べ物が登場しますが、本物もあれば食品サンプルもあるとのこと。本物の場合は撮影の後に食べているそうで、インスタでも「#このあとおいしくいただきました」などと出ています。
メガネが自転車に変身!
田中達也「メガネでかけ回る」2022年
続いて、「FORM形から考える」の展示室では、物体の形に着想を得た作品を見ることができます。
田中さんは、アイデアを出すとき形を簡略化して考えを発展させていくそうです。