かわいいミニチュア作品が勢ぞろい! 韓国で19万人を動員した展覧会「田中達也展」が日本橋高島屋でスタート
例えば、丸メガネの丸が2つ並んだ形から自転車を連想。ただ、メガネのツル部分がバッチリ見える角度だと自転車には見えないので、視点と写真のアングルを工夫し、「メガネでかけ回る」という作品がつくられています。
フォトスポット「メガネでかけ回る」
ちなみに、本展ではすべての作品が撮影OK。さらに、大型作品が置かれたフォトスポットも随所に設けられているので、見立ての世界を楽しみながら体感できます。
スイカが赤富士に!
田中達也「スイカ山盛り」2023年
色に着想を得た作品を展示する「COLOR色から考える」の部屋で目を引いた作品は、「スイカ山盛り」。なんとスイカが赤富士に見立てられています。
明らかにスイカなのですが、菅笠を被った二人の人物を含めた作品全体で見ると、葛飾北斎が「冨嶽三十六景」で描いた赤富士のように見えてくるから不思議です。
田中達也「クリーンな環境?」2022年
また、会場では写真作品だけでなく、実際に使われたミニチュアも展示。精巧につくられたミニチュア作品も見ごたえがありますので、ぜひじっくりとご覧になってみてください。
グッズもかわいい!
会場を出たあとは本展の特設ショップへ。