マンガ家・瀧波ユカリ「とてもエンパワーされた」 影響を受けた“女バディ”コミック
あるいは舞台を女子刑務所にするか…って思いましたが、実はそれも、高口先生が『花のあすか組!』の蘭塾編ですでにやってるんですよね。その先取り感、本当にすごいです」
瀧波さんのおすすめ
『ロンタイBABY』
昭和の不良女子高生が口悪く跋扈する!
舞台は’70年代中頃、通称マコとチャコと呼ばれる2人の不良女子高生バディの物語。タイトルのロンタイとは“ロングタイトスカート”の意味で、当時の不良は制服のスカートを長く細くしてはいていたそう。「二人がいる、それだけで存在意義が伝わるので、多くを語らなくても関係性や世界観が理解できる。バディの物語に軽みがあることも、この作品が教えてくれた気がします」(瀧波さん)
高口里純電子版1~5巻¥412~/講談社©高口里純/講談社
たきなみ・ゆかり1980年生まれ、北海道出身。2004年『臨死!!江古田ちゃん』でマンガ家デビュー。連載中の『わたしたちは無痛恋愛がしたい ~鍵垢女子と星屑男子とフェミおじさん~』(講談社)は5巻まで発売中。
※『anan』2024年8月28日号より。
イラスト・加藤羽入
(by anan編集部)
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