くらし情報『ゆっきゅん「私は普通に自分の人生が原本なんです」 漫画家・冬野梅子と“原本”を考える』

ゆっきゅん「私は普通に自分の人生が原本なんです」 漫画家・冬野梅子と“原本”を考える

ゆっきゅんの連載「ゆっきゅんのあんたがDIVA」。漫画家の冬野梅子さんとの対談をお届けします!第3回となる今回のテーマは「ドキュメンタリーと人生は『物語』の原本になる」です。
ゆっきゅん「私は普通に自分の人生が原本なんです」 漫画家・冬野梅子と“原本”を考える


冬野梅子(以下、冬):この頃、ドキュメンタリー番組をよく見るんです。クリエイティブ系の人がみんなドキュメンタリーを見ていることに気づいて、ショックを受けて。物語を作る人が物語を見ていないんだ?って。

ゆっきゅん(以下、ゆ):わかる。みんなドキュメンタリー見てるのなに?って思ってます。

冬:でも今はネームを描いている時にテレビをつけてると、深夜にやってるドキュメンタリーに見入っちゃうんですよね。
慰霊碑を守る市民の闘いとか、障がいがある方が一人暮らしをする話とか。

ゆ:市井の人々を追った、骨太のジャーナリズムのやつですね。

冬:見てると考えが広がるんですよ。よく聞く「この海を守りたい」っていう台詞の、ちゃんと本物が見えてくる気がする。

ゆ:フィクションでたくさん見てきた大本というか、「本人」がそこにいるってことですね。

冬:原本みたいな。この人の言う「海を守りたい」は私で言うなんだろうと考えたりすると、ネームが描きやすくて。

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