川平慈英「自分は“洋”の人間だと思っていたので驚きました」 木ノ下歌舞伎出演の経緯を語る
悲哀をただ悲哀として見せると、ちょっと薄っぺらくなっちゃうので、悲哀を暗く見せるんじゃなく、陽な中に人生の悲哀、非業な性みたいなものを出していけたらと思います」
東京芸術劇場 Presents 木ノ下歌舞伎『三人吉三廓初買(さんにんきちさくるわのはつがい)』和尚吉三、お坊吉三、お嬢吉三という「吉三郎」を名乗る3人の盗賊がひょんなことから出会い、義兄弟の契りを結ぶ。しかし因果は巡り、3人の運命は思わぬ方向へ進んでゆく。9月15日(日)~29日(日)池袋・東京芸術劇場 プレイハウス作/河竹黙阿弥監修・補綴/木ノ下裕一演出/杉原邦生[KUNIO]出演/田中俊介、須賀健太、坂口涼太郎、藤野涼子、小日向星一、深沢萌華、川平慈英、緒川たまき、眞島秀和ほかS席9500円A席8000円サイドシート5500円ほか東京芸術劇場ボックスオフィス TEL:0570・010・296(休館日を除く10:00~19:00)長野(松本)、三重、兵庫公演あり。
かびら・じえい1962年9月23日生まれ、沖縄県出身。ミュージカル『MONKEY』でデビュー。2020年にミュージカル『ビッグ・フィッシュ』で菊田一夫演劇賞を受賞。