目標のビジョンは共有できている? 時代が求める「良いチーム」の4つの条件とは
“みんな違って、みんないい”がチームの新しい定説になりつつある今、これからの時代に求められるリーダー像にも変化が。
「チームをまとめる役割であることは変わりませんが、チームの力を最大化するために柔軟に動けるファシリテーターシップを活かせる人が次世代のリーダーとして重宝され始めています。かつては、いつもチームの先頭に立ってグイグイ引っ張っていく人がリーダーにふさわしいとされていましたが、多様な考えや価値観を許容する現代では、中立的な立場で意見をまとめ、より良い結論に導けるのがリーダーの役割になってきました。ただしリーダーがとるべきスタンスも局面によって異なってくるので“平時はアフター・ユー、有事はフォロー・ミー”の姿勢を持ち合わせていることも大切。普段はみんなを立てる役回りだが、緊急時は率先して行動してリーダーシップを発揮できる。そんなリーダーがいるのが、今どきの良いチームといえるでしょう」
柔軟な働き方ができるようになり、組織に属さずに個人で活動している人も多いが、どんな雇用形態であってもチーム力は身につけるべき大切なスキルだそう。
「社会の中で働いている以上、複数の人とチームを組んでプロジェクトを遂行していくことが多々あります。