渋谷すばる「自分は歌いたいんだなってことにあらためて気づいた」
――何がそんなに…?
俺、何言うてんねやろって、なんかすごい恥ずかしいです。
――ここまでさんざんご自身の曲を歌ってきてますけど…。
(笑)なんやろ…やっぱプロってすごいなって。作詞家さんとか作曲家さんてやっぱすげえなっていうのを感じたんで。それはとても刺激になりました。自分のことをちょっと俯瞰することができて、いい経験になりました。
――今回、トイズファクトリーと契約されましたが、ここで新たな一歩を踏み出したのは、何か心境の変化があったのでしょうか?
こうなるんや俺、って自分で自分を面白がってる感じです。
――それはどういう…?
すべては人との出会いなんですよね。
常々なんか面白いことできないかなとか、新しい表現ってことは考えてて、それがSNSのしょうもない投稿の場合もあるし。でも、自分でもまさかこんな大きな話につながっていくとは思ってもみなかったことで。
――グループからソロへ。ひとりという単位は、今のご自身にとってはどういうものですか?
何も変わってないんですよ。単純にグループでやってた人間がソロでやってる、っていうくらいの違いで。前はメンバーとああだこうだ言いながら考えて作っていたものを、今は話し合う相手がスタッフになったって違いくらいで。