神木隆之介、日曜劇場初主演作品では「そこに生きる一人の人間の心の動きを生々しく表現したい」
「日曜劇場は、大先輩の福山(雅治)さんが重たいものを背負いながら真ん中に立ち、みんなを引っ張っていく姿も見ていたので、31歳の自分がその立場になることに正直プレッシャーを感じました。でも、お三方とお会いしたら、その目が自信に溢れていたんです。この作品で表現したいことに対する強い信念が感じられて、この人たちについていけばいいんだと思えました。塚原さんの演出はドキュメンタリーっぽいんですよ。相手のセリフとかぶっても、そうしたくなったら喋っても相槌を打っても構わないと言ってくれて。それが許される現場はそうないので、そこに生きる一人の人間の心の動きを生々しく表現したいです」
1950年代と現代が同時進行していくが、神木さんが惹かれるのは過去でも現在でもなく…。
「断然未来!物体が浮遊する反重力の世界とか人間とロボットの区別がつかないような世界が実現しているかもしれないから見てみたい!役者としても想像の範疇を超えた“最先端のその先”の表現を誰よりも早く見つけたくて。でも、最初の発見者は早すぎて歴史に埋もれてしまうので、評価されるのは時間が経ってから。
だから後世の人がエンタメの歴史を掘り返して、僕を見つけてこう言うんです。