「投資の心構え」お金の教科書Vol.53 #お金の基本
「ベストなタイミングは誰にもわからないからこそ、少額ずつ定期的に投資していくのがベター。積立投資などの定額の積み立てなら、高い時は少しの量を、低い時はたくさんの量を買うことにつながります」
・世界経済は成長傾向にある
過去、リーマンショックやコロナショックなど一時的に株価が落ち込むことがあっても、再び盛り返して現在があることからもわかるように、長い目でみると世界経済は右肩上がりに。「その恩恵を受けるためには、投資先を分散し、長期にわたって投資を継続することが賢明です」
・投資は余剰資金で行う
相場はどう動くか予想できないからこそ、損してもいいと思えるくらいの資金で行うのがおすすめ。特に、直近数年以内に使う予定があるお金は預貯金などで持っておくのが。「将来のためのお金や老後資金など、長期的な目的で投資している場合は、短期の株価急落はあまり気にしなくて大丈夫でしょう」
相場の変動に動じることなく、淡々と続けるくらいの気持ちが大切。
投資の理論や正しい知識を身につけておくことで、目先の数字に囚われず、投資と向き合うことが。
次回は、2418号(10月16日発売)掲載予定です!
※『anan』2024年10月9日号より。イラスト・小迎裕美子取材、文・宮尾仁美
(by anan編集部)
「マネー課題図書」お金の教科書Vol.11 #リアルボイス