「投資の心構え」お金の教科書Vol.53 #お金の基本
西山:ですが、そのタイミングを計るのは投資のプロでも困難なこと。自分の意思で買おうとすると、株価が上がれば期待してたくさん買い、下がると怖くて買えないという本来すべき投資とは逆になってしまいがちです。
好美:わかります(笑)。
西山:積立投資のように少額ずつ定期的に投資する方法なら、時機を気にする必要はありませんよ。
好美:ふむふむ…。
西山:あとは、急な相場の変動に困ることがないよう、あくまで余剰資金で、そして長期にかけてやるというスタンスも重要です。
好美:それ、肝に銘じます!
西山:投資をしていると、大きな下落の局面は必ずあります。その際にむやみに焦らないですむよう、正しい知識を身につけましょう!
改めて知っておきたい、投資に必要なマインドをチェック!
・目先の数字に一喜一憂しない
株価は上下を繰り返すのが常で、基本的には上がり続けることも、下がり続けることもない。
このことを理解して、目先の数字にあまり囚われすぎないこと。「必要なのは、長期的な視点。株価が下がると焦って闇雲に売却したくなる気持ちはわかりますが、避けた方がいい行為です」
・相場の見極めは難しい
相場がいつ上がり、いつ下がるか、具体的に当てるのはたとえプロの投資家でも至難の業。