週末は美術館で女を磨け!注目の【マリー・アントワネット展】見どころは?
(C)Kunsthistorisches Museum, Wien
若干14歳でフランスへ嫁ぎ、19歳で王妃となったマリー・アントワネット。ウィーン宮廷の末娘としてのびのびと育った彼女は、堅苦しいしきたりや“エチケット”に縛られたヴェルサイユにおいても自由奔放な振る舞いを見せ、故郷の母マリア=テレジアからは度々手紙で叱られていたよう。
子どもを産み、自身の地位を確立してからは、日々の儀式を緩和・廃止することにも成功!しかしこのことで貴族の反感を買うはめに……。
楽しいことやお洒落が大好き!
エリザベト=ルイーズ・ ヴィジェ・ル・ブラン《ゴール・ドレスを着たマリー・アントワネット》
Image by マリー・アントワネット展(森アーツセンターギャラリー)
(C)Courtesy National Gallery of Art, Washington
流行を取り入れた奇抜なファッションを楽しんでいた一方で、必要なときにしか正装はせず、シンプルな服も好んで着ていたという彼女は、自分のスタイルを持った「元祖ファッションリーダー」。
音楽や舞踏会、芝居などの娯楽や心許せる友人との時間を愛し、楽しいことやお洒落が大好きだったといいますが、そう聞くと現代の私達とあまり変わらないような気がしますね。