週末は美術館で女を磨け!注目の【マリー・アントワネット展】見どころは?
王妃と日本の意外なつながりが明らかに
王立セーヴル磁器製作所《皿「日本」》
Image by マリー・アントワネット展(森アーツセンターギャラリー)
(C)Chateau de Versailles/(C)Christophe Fouin
芸術を愛し、家具や食器などの調度品にもこだわったことで知られるマリー・アントワネット。そんな彼女のコレクションの中でも特に興味深いのが、日本に関する品々です。
母マリア=テレジアが死に際して日本の漆器50点を王妃に遺贈したのをきっかけに、彼女自身も漆器の収集を開始。70点を超えるコレクションを大切に保管していたといいます。
また、王立セーヴル磁器製作所の販売会で王妃自らが購入した「日本」と名づけられた食器セットは、日本の図柄や伊万里焼風の彩色が施されたものでした。
若くして異国へ嫁ぎ、常に好奇の目とバッシングにさらされてきたマリー・アントワネット。人から何をいわれようとも自分を持ち続け、無邪気に、軽やかに、そして強く人生を生きた彼女はやはり人を惹きつける魅力に溢れた女性だと感じます。
次のお休みは「マリー・アントワネット展」で、彼女の知られざる一面に触れてみてはいかがでしょうか?
ヴェルサイユ宮殿≪監修≫マリー・アントワネット展
美術品が語るフランス王妃の真実
会期:2016年10月25日(火)