「最後まで残しておいた喜び」高齢出産してしあわせになること。~プレッシャーやリスクに負けない自分の生き方とは~
子供のためにも、そこで「おばちゃん」の雰囲気を出さずに、若い父母に紛れても不自然じゃないようにする努力をすることも必要になってきます(お前のかあちゃん、おばさんなんて言われて子供がイジられるのは、避けなければ!)。
若くして出産するより、体の面でも、精神面でも、負担が大きいのは明らかです。それでもおばは、「高齢出産して、本当に良かった!」と言います。
学生の頃は分かりませんでしたが、大学を卒業して会社員というものを体験してから、私は初めてすこし、おばの気持ちが分かったような気がします。
仕事を始めると、1週間のうち7割は仕事にとられます。友達と遊んだり、趣味に楽しんだりする時間は、その合間に作らねばなりません。
おばの考えでは、仕事もプライベートも半人前のままで、味わい尽くしてないままで、子供を作るはもったいない!と。子供が出来たとしても、人生ってこんなに楽しいんだよと伝えきれない!と言います。
なぜなら、彼女自身が、中途半端に人生を楽しんだ経験しかなかったからです。仕事もプライベートも楽しみ尽くしてから出産を選択すれば、子どもの成長が1番の喜びになりますし、子どもの一喜一憂を一緒に楽しみながら、ゆっくり過ごすことができます。