なぜそれを聞く?外国人が困る日本語会話で学ぶ「おもてなし美人」への道
「納豆と梅干のトピックは、そんなに重要なのか」
どうして、わたしたち日本人は「納豆と梅干が食べられるか?」って外国人に聞きたがるのでしょう?
そして「食べてみたい」と答えた日には、「ウソだろ~。絶対食べられないよ。おい、ちょっと納豆持って来い!」などという展開を好むのでしょう?
さらに、誰かが納豆を運んでくる間にも、切々と納豆や梅干の悪い点ばかりが語られます。夫は職場が変わるたびに、毎回このシチュエーションに遭遇したそうです。
「彼らは納豆や梅干を勧めたいのか、それともけなしたいのか、まったくわからない」と、とても不思議がっていました。
「寿司のことばかり聞く」
夫は、寿司関係の質問もよくされていたそうです。
みなさんも、外国の方との会話が途切れたときに、なんとなく言ってませんか?「Do you like Sushi?」と。
確かに、世界に誇れる和食文化の頂点である寿司は、今やどこの国でもヘルシーフードとして人気が高いです。
しかし、毎回寿司を話題にされては飽きるのも当然ですし、そもそも寿司ネタのことをあれこれ聞いても、たとえば「えんがわ」を知っている外国人はとても少ないのです。