くらし情報『なぜそれを聞く?外国人が困る日本語会話で学ぶ「おもてなし美人」への道』

2014年10月23日 07:59

なぜそれを聞く?外国人が困る日本語会話で学ぶ「おもてなし美人」への道

ちなみに、夫は好きなネタを聞かれた時は「マグロ」が鉄板の答えであることを、自ら発見していました。

「なぜ選ばせるの?」

日本の生活にも慣れ、職場の友達とも仲良くなった頃に「日本とバリとどっちが好き?」と質問されたそうです。この質問をするときに期待する答えって「もちろん日本だよ!」ですよね?

しかし、残念ながら、日本に住む外国人がすべてデーブ・スペクターのように日本大好きではないのです。

自国を愛する外国人は多いものですが、そこで「もちろん俺の国だよ」なんて答えたら、相手を傷つけてしまうと、かえって気を使わせているかもしれません。

会話はキャッチボール、自分を喜ばせる質問していない?いかがでしたか?

こうした質問の多くは、「日本を好きになってほしい」「日本をほめてほしい」という、質問者が満足したいがための質問です。ちょっと外国語ができる人なら「日本のことをもっと教えたい」という欲求もあるでしょう。

しかし、会話は講義ではありません。そして、それは外国人と話す時も同じです。


本当のおもてなしというのは、相手を満足させることが目的のはず。どんなに丁寧に対応をしても、自分よがりの会話では相手は喜んでくれません。

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