くらし情報『ベルギー美術の"奇想"の歴史を辿る!「ベルギー 奇想の系譜」展が渋谷で開催』

2017年6月9日 05:00

ベルギー美術の"奇想"の歴史を辿る!「ベルギー 奇想の系譜」展が渋谷で開催

●様々な表現で、ベルギー美術の魅力を堪能!

絵画や版画はもちろんのこと、彫刻、音、インスタレーションなどの様々な表現で、幻想と耽美、皮肉とユーモアなど、ベルギー美術の魅力である自由で独創性あふれる世界を楽しめます。

各章の見どころと注目作品をご紹介!

●第1章 15~17世紀のフランドル美術

ベルギー美術の"奇想"の歴史を辿る!「ベルギー 奇想の系譜」展が渋谷で開催

ぺーテル・パウル・ルーベンス[原画]、リュカス・フォルステルマン(父)[彫版] 《反逆天使と戦う大天使聖ミカエル》
1621年 エングレーヴィング・紙 ベルギー王立図書館

本章ではボス派の画家やブリューゲル、ルーベンスらの作品をご紹介します。ベルギー絵画の「奇想」のルーツは、現在のベルギーとの国境に近いオランダ南部の都市・セルトーヘンボスに生まれた奇才・ヒエロニムス・ボスとされます。ボスは「地獄」を鮮烈なイメージで描き、闇をうごめく異形で埋め尽くしました。

ボスの死後も、ボス派の画家たちは、豊かなバリエーションで高まる需要に応え、中でも、「第二のボス」と呼ばれたピーテル・ブリューゲル(父)が描いた、ボス風の悪魔や怪物は、ブリューゲルの鋭い観察眼によって、親しみやすさや日常性が増し、次世代にも継承されていきます。

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