くらし情報『糖質制限ダイエットは危険?管理栄養士が詳しく解説』

糖質制限ダイエットは危険?管理栄養士が詳しく解説

糖質抜きの状態が長期間続くと、集中力の低下やイライラといった状態に陥りやすくなります。

【ケトン体増加による障害】
糖質不足によりブドウ糖が枯渇すると、脂質を燃焼してエネルギー源としますが、その代謝産物として産生されるのがケトン体。ケトン体が多くなると体液が酸性に傾き、悪心や嘔吐、ひどい場合には昏睡状態などを引き起こすようになります。

【栄養バランスの乱れにより、ドロドロ血液に】
糖質を摂らない分、タンパク質や脂質の摂取量が増え、栄養バランスが乱れます。
さらに過剰なタンパク質は腎機能を悪化させ、過剰な脂質は動脈硬化を促進させて心筋梗塞や脳卒中のリスクを高める恐れがあると指摘されています。

【食物繊維不足によるカラダの不調】
穀物やいも類・果物などから得られる食物繊維や人体に不可欠な栄養素が不足し、便秘などの不調を起こしやすくなります。

その他、骨粗しょう症や低栄養性脂肪肝を引き起こす可能性もあるようです。3.イライラによる過食
糖質不足のイライラから過食に走り、リバウンドしやすくなります。
また、長期的にみるとダイエット継続率は低いという研究結果も報告されています。

このように、極端な糖質制限ダイエットは、結果的にカラダに支障をきたしてしまう危険性もあります。

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