＜泣ける別れ話＞「もう彼のことを忘れたい」新たな恋に進むため、私が下した決断とは？

イラストレーター・しおさんが実体験をもとに描いた、涙なくしては読めない、せつないラブストーリー。7歳年上でバツイチの彼とお付き合いしている、しおさん。彼は周囲にしおさんのことを「婚約者です」と積極的に紹介してくれ、二人の結婚は秒読みかと思われました。しかし、ある日突然、彼が「ごめん、別れたい」と言い出しーー。

【前回のあらすじ】約2年交際し、結婚を前提に同棲していた彼から別れを告げられてしまったしおさん。その後、しおさんは彼と同棲していた部屋を出て、新居へと引っ越しました。しかし、別れたあともなぜか彼から頻繁に連絡がきて……。

このまま人生ひとりきりなんて嫌だ！

このころ、別れた彼からは毎日のように朝から晩まで連絡がきていました。まだ彼に未練タラタラだったしおさんに彼の連絡を拒否できるわけもなく、しばらくの間、彼とのやりとりは続いていたそうです。

しかし、ある日、コンサートから帰ってきたしおさんはこう考えました。

「彼との別れに悲しむばかりで、毎日泣いているだけの生活なんて嫌だ」