2023年2月17日 16:00
「またかよ…」推しに命をかける彼。普通のデートをしたかった私は?!
しかし、キャラクター好きという共通点が分かってからは、キャラクター雑貨を扱うショップやコンセプトカフェに出かけることが増えていきました。それはそれで楽しかったのですが、日を追うごとに彼の異常なほどのキャラクター愛についていけないと感じることも多くなってきたのです。
ある日、「たまには普通のデートをしたい」と考えながら待ち合わせ場所に向かうと、彼から「家電量販店に行きたい」と言われました。キャラクターショップで新商品チェック、といういつものプランでないことに少しうれしくなった私。
しかし、家電量販店に着くと……彼は、一直線でキャラクターグッズを扱うコーナーに向かっていきます。「ここは◯◯のグッズが豊富なんだよね」と嬉々としてグッズを選ぶ彼に、私はドン引き。戸惑いから不機嫌になっていく私の様子には一切気づかず、彼はただひたすらキャラクターに夢中でした。
価値観が合わない彼と心の距離が離れていき…
彼とのデートに疲れを感じるようになった私は、彼からお誘いがきても仕事を理由に断ることが増えていきました。
だんだん会う頻度が少なくなり、ついには自然消滅に近い形で別れることになった私たち。