私は小学5年生になる春休みに初潮を迎えました。わが家は父子家庭なのですが父には相談しづらく、悩んだ結果、私はある人に相談することにしたのです。その相手とは……。
思いがけず早かった初潮
私は生理の授業を受ける前、小学5年生になる春休みに初潮がきました。父子家庭で弟と父との3人暮らしだったこともあり、生理について何も知らない状態で急に出血して、とても怖かったのを覚えています。
朝起きると軽い腹痛があり、トイレに行くとショーツに茶色い経血がついていました。
何かの病気だと思いましたが、父に話す勇気はなく、ただひとりで不安になるばかりでした。
母の代わりに相談した人は
トイレに行くたびに血が出るので、トイレットペーパーを何枚も重ねてショーツに当てて応急処置をしました。しかし、このままではどうしようもありません。そこで相談相手に思い浮かんだのが、近所の薬屋のおばちゃんです。私たちが父子家庭であることを知っていて、おばちゃんはいつも親切にしてくれるのです。
思い悩んだ私は、おばちゃんに相談してみようと思い立ち、さっそくおばちゃんのもとへと向かいました。