「これはおそらく…」初めて聞く病名に思わず動揺。医師が告げた診断名とは?<PCOSの妊活記録>
前回の流産から再び妊活を始めたおきこさん夫妻ですが、1年経ってもなかなか授かれないのは、基礎体温が安定していないことに加え、学生時代から続く生理不順も関係しているのでは?と考えたそうです。
そこで、意を決して産婦人科を訪れたおきこさん。「学生のときと同じように今回も特に異常なしって言われるんだろうな」と思いつつも、妊活のためのアドバイスを何か1つでももらえたら……と医師に相談したところ、なんと経腟超音波検査で『多嚢胞性卵巣症候群(たのうほうせいらんそうしょうこうぐん):別名PCOS』との診断が! 医師には「また2週間後に経過を見ましょう」と言われたおきこさんですが、初めて聞く病名に不安と恐怖しかなく、帰宅してからはネットでの情報収集に励む日々が続いたそうです。
PCOSは『両側の卵巣が腫大・肥厚・多嚢胞化し、月経異常や不妊に多毛・男性化・肥満などを伴う症候群』と定義されており、現在でも原因がはっきりとわかっていない病気です。女性の約5~10%にみられ、一般的な不妊症の原因となっているのだとか。妊娠希望の有無によって治療方針が異なるため、おきこさんは今後、医師と相談しながら治療や妊活を進めていく必要がありそうです。