2023年11月12日 13:40
「もう無理」父親に嫌気がさした母親が娘を捨て家を出ると宣言。すると娘は<毒親と絶縁するまで>
料理や片づけのほか、「お茶いれて」など両親からの雑用もすべてユズさんが引き受けます。
母親はユズさんの修学旅行資金のためパートを始め、無事に修学旅行には行けたユズさん。しかし帰宅すると、母親が真っ暗な部屋で寝込んでいるのを見つけました。
「お父さんと離婚する」
そう呟いた母親は、ユズさんが修学旅行に行っている間に体調を崩し、目の前で飲酒するだけの父親に愛想がつきたと言います。
ひとりで家を出て行くと言う母親の決意を聞いたユズさんは、寂しいと思いながらもその気持ちを尊重しようと意見に賛成。
すると母親は「そんなに私にいなくなって欲しいの?」と発言し、ユズさんはショックを受けるのでした。
家事を放棄する一方で、娘の修学旅行資金を捻出しようとパートに出る母親。
ユズさんにしてきた言動はパートに出たからといって許されるものではありませんが、母親なりに娘を想っての行動なのでしょう。
ユズさんもそんな母親の気持ちを汲みとってしまうからこそ、憎みきれないのかもしれません。
両親が離婚したとしてもユズさんには自分の人生を謳歌してほしいと願いますが、親子の縁はそう簡単には切ることはできないのだと改めて思わされますね。
著者:マンガ家・イラストレーター 北瀬ユズ
「督促状?」父と不仲で情緒不安定な母がお金の無心を。その理由に愕然<毒親と絶縁するまで>