2023年11月23日 09:00
「いざ出陣!」入院初日。夫に別れを告げて病院へ向かうと…?<子宮全摘記録>
2017年8月ごろからめまいに悩まされるようになったカンノさん。2022年の冬ごろには貧血に悩まされ、大学病院でMRI検査を受けたところ、筋腫が10個以上あると判明。医師と相談して子宮全摘手術を受けることになり……。本作は5年弱の長きに渡る、著者・舘乃夕華(かんのゆうか)さんの闘病記録を描いた作品です。
※子宮筋腫とは…良性の腫瘍であり、発生場所は子宮の内側(粘膜下筋腫)、子宮の筋肉の中(筋層内筋腫)、子宮の外側(漿膜下筋腫)とさまざまです。1つだけでなく複数できることも。主な症状は過多月経、生理痛、腰痛、頻尿、貧血など。超音波検査やMRIで診断可能で、治療法には薬物療法や手術療法があります。
手術前検査を終え…ついに入院!
2023年1月ごろ、大学病院でMRI検査を受け、多発性粘膜下筋腫(複数の腫瘍があり特に出血しやすいタイプの子宮筋腫)との診断を下されたカンノさんは、子宮全摘手術を受けることを決意。レルミナ錠(子宮筋腫の治療薬)を服用しながら、2023年4月の手術に向けて準備を進めていきます。
入院2日前、手術前検査のために大学病院を訪れたカンノさん。