「何…してるの?」思わずドン引き。憧れだったクールな上司の素顔とは!?
怒りたかったのですが、その日は彼の誕生日でもあったので、我慢してデートの待ち合わせへ。この日、私たちはお笑いライブを見に行く約束をしていました。その会場で、事件は起きたのです。
お笑いライブが始まり、彼の目当ての芸人のネタが始まると、隣で鞄をガサゴソする彼。「何してるんだろう?」と思っていると、その芸人と同じ衣装を持参していた彼は、客席で突然着替え始めたのです! 周囲からはイタイ視線を向けられ、「何あれ」「クスクス」と噂する声が聞こえます。「恥ずかしすぎる……。やっぱり彼って変だよね? もうダメだ、別れよう」と思った瞬間でした。
あのときどうして「彼女に立候補していいですか?」なんて聞いてしまったのか。
スマートで仕事ができて、カッコよくて、私にはもったいないステキな男性だと思い込んでいました。
でも付き合ってみると、彼の奇行に驚かされるばかり。そのなかで私は、“相手の立場になって物事を考える”という視点が欠けている男性だと気づきました。彼女である私のことを考えてくれているようには到底思えなかったのです。