2024年3月2日 13:00
「本当はつらくないでしょ」同性なのにわかってもらえない!?上司が放った心ない言葉とは
と言われたことが、ことのほかショックでした。
身を持って生理痛を経験した上司は…
それから半年経ったある日。突然、女性上司が私に謝罪してきました。
「生理のとき、つらかったでしょう。あのとき、あんな言い方してごめんなさい」と。
50代を迎えた女性上司。3カ月ほど生理がない状態が続いたあと、これまで経験したことがない経血量と下腹部の痛みに襲われ、婦人科に行ったそうです。そのとき「今までは痛みがなかったようだけど、人によっては毎月痛みに耐えている人もいる」と医師から聞かされ、私のことを思い出したのだそう。
そして「ひどいことを言ってしまった……」と、とても後悔したのだと言われました。それからは生理時の体調不良にも気づかってくれ、あまりに痛みがひどければ「休憩をとっていいよ」と声をかけてくれるようになりました!
自分でも鎮痛薬を飲むなど努力はしていましたが、やはりつらさをわかってくれる人が職場にいることは安心感を得られるのだと実感しました。もともと思いやりがあって尊敬できる上司でしたので、現在はより働きやすくなっています!
著者/田中雪子
作画/モリナガアメ
監修/助産師 松田玲子
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