「俺、可哀想だろ?」家事・育児を妻に押し付け、離婚を突きつけられるも拒否し続けた夫の末路とは?
すぐるは離婚しないの一点張りで、おそらく離婚調停になるでしょう。
しかし、かすみには証拠があったため、前向きに考えていました。
今は実家でテレワークをしながら、娘たちの転園先を探すなど大忙し。
「もう誰にも脅されず生きていくんだから」と今の幸せな生活を噛みしめていました。
一方、すぐるは汚れて散らかった家でひとりコーヒーを飲んでいました。
絶対に離婚しないと決め、かすみたちが帰ってくることを願い続けていたのです。
最近まともに寝れていない様子のすぐるは、生気のないまま出社するのでした。
その後、義両親から代理人に「すぐるが憔悴しきってまともに生活できていない」と連絡が……。
しかし、もうかすみは気にしません。
これから先の明るい未来に向かって、娘たちと共に歩き出したのでした。
新たな一歩を踏み出したかすみと、いまだ自分の非を認められずとどまっているすぐる。
すぐるには何度も自分の考えを改めるチャンスがあったのに、考えを変えることはできませんでした。
今まで苦しんできたかすみ。