くらし情報『【日本発】子どもが自由に育つ「水たまりのある」幼稚園』

【日本発】子どもが自由に育つ「水たまりのある」幼稚園

目次

・「びしょ濡れ」中庭に、「丸見え」トイレ
・「コンテナ」の中で子どもが学ぶ
・「幼稚園建設」への高い「ハードル」
・「隠す」のではなく「解放」する
(Photo by tequilabird)

(Photo by tequilabird)

常識を逸脱するような、思い切った事例は海外で始まることが多い。 
そして、それを日本人は「面白いな」と眺めている図式が常であった。 
しかしこの度、日本発の「思い切った」幼稚園が誕生した。 
これらの幼稚園は、海外メディアがこぞって取り上げているほどである。

「びしょ濡れ」中庭に、「丸見え」トイレ

(Photo by youjinoshiro)

(Photo by youjinoshiro)

(Photo by Bored Panda)

(Photo by Bored Panda)

熊本県にある『認定子ども園 第一幼稚園』。 
この幼稚園のつくりがなんとも面白い。 
幼稚園の建物というとだいたい同じような校舎であるが、『認定子ども園 第一幼稚園』の校舎はなんとも大胆である。 
まず、注目すべきは中庭だ。 
一見するとどこにでもある中庭なのだが、この中庭には開閉式の屋根がついていて、雨が降った後には「あえて」水たまりができるように設計されている。 
そこで子どもたちは思う存分濡れて遊ぶことができるのだ。 
また、給食をつくる厨房はオープンキッチンとなっていていつでも外から覗くことができ、トイレはプライバシーに配慮しつつも、透明のアクリル板で仕切られるなどできるだけ開放的な空間になっている。

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