くらし情報『「無関心」は立派な差別アルヨ。』

2016年9月9日 08:58

「無関心」は立派な差別アルヨ。

 
原住民の人が不快に思ったのも簡単に理解できるだろう。

(Photo by AnOther)

(Photo by AnOther)

記事の冒頭に出した例を振り返ってみると、イギリスで日本人の見た目の人に「どこから来たの?」と聞くのも、北米の音楽フェスティバルで、「羽飾り」を着けるのも、当人たちに悪気があるとは思えない。 
しかし、マイノリティが迫害されてきた歴史を見れば、「無知」や「関心のなさ」は暴力の一貫であり、マイノリティの人々に苦痛を与えてきたという事実は否めない。 
また、難しいのは、何が“Politically Incorrect”なのかと考える時、正解は一つではないということだ。 
関わっている人々の背景や、力関係によって答えはいくつも存在する。 
時代の流れで社会の価値観も常に変わっていく。 
もちろん個人レベルでも、何を不愉快とするかが変わってくる。 
私たちは常に何が“Politically Incorrect”なのか考え続ける必要があるし、お互いコミュニケーションをとることで答えを出すことがとても大事だ。


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だから今回、Be inspired!でPOLITICALLY INCORRECT DICTIONARY(これからは言っちゃいけない?コトバ辞典)

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