「おにぎり君」と呼ばれた男、8年半の自転車地球一周の旅を語る
【アメリカ合衆国の東部カリフォルニア州のデスバレーにて】
世界中の人に応援してもらって、今たどり着くゴール
地球五大陸を自由自在に自転車で駆け抜けた小口氏。
彼の精神力は計り知れない。
【アフリカ エチオピア北部にて】
「自転車の旅は自分の好きなように旅ができる。
自転車に乗ってるだけでいろんな人に話しかけられ、助けられる。
自転車の旅は一人ではできないので、いつも誰かの助けが必要なんだ。
自分一人ではできないってことが大切なんだ。」
大変な思いもしたけれど、世界中の人の暖かい手のぬくもりを感じる旅。
世界中でたくさんの人が、一人の日本男子の挑戦を応援し、声を掛け、手を差し伸べた。
彼を助けてくれた人たちも、きっと小口氏のこの洋々とベダルを漕ぐ姿に力づけられたに違いない。
そして今、旅は最終幕を迎えている。
ゴールであるニューヨークは目の前だ。
しかし、希望に溢れた彼の旅は、これで終わってしまうのだろうか。