「おにぎり君」と呼ばれた男、8年半の自転車地球一周の旅を語る
世界一周の旅に自転車という人力で挑んだ小口氏。
その8年半という長い時間を、真剣に旅に挑んだ彼が得たものは「自信」と「度胸」というかけがえのないものだった。
「旅を始める前の自分は、自己嫌悪ばかりで、その上、わがままで負けず嫌いだったんだ。
旅を始めて、たくさんの人に助けられて、それまでの自己嫌悪は、自分と他人を比較していたらからだったと気づいたんだ。
旅を始めて自信がどんどんついてきて、自分と他人を比較しなくなった。
そうすると他人に対して穏やかになれたし、人にももっと優しくできるようになった。
そしていろんなことをくぐり抜けることで、動じない心を得た。」
【パタゴニアのアルゼンチンにて】
夢はでっかく、想いは近く、月まで行こう!
【ボリビア ウユニ塩湖にて】
小口氏の夢は今まさに達成されようとしている。
彼自信が設定したゴールであるニューヨークに今月末頃に到着する。
その後日本まで飛び、東京から長野の実家まで自転車で帰る。
今一番会いたい人を尋ねると、「両親」