心の教育をいちばんだと言い切る姿勢は、一見正しく聞こえそうだが果たして効果的な政策といえるのだろうか。
それはしかし、待機児童を解消するためには空家を再利用すればいいという、潜在的保育士を無視した発言にも見られる歯がゆさとも似ているのではないか。
古くて新しい考え?犬を飼ったら払う税「犬税」
(Photo by star5112)
イギリスは動物愛護政策が進んだ国の一つとされる。
その歴史は古く、1824年には「動物虐待防止協会(現在の通称:RSPCA)」が発足し、1951年にはペットショップの経営を認可制とする「ペット動物法」が制定されている。
また、イギリスに行けばよく目にすることだが、犬が平気で(とは言ってももちろん飼い主同伴)地下鉄に乗ってくる。
ケージなどには入れられていないことが多い。
しかも、公園にはリードなしの犬が多く見られる。
しかし、そんなイギリスでも年間最大約4万2千頭が殺処分されている。
結局、動物の命はどこの国でも軽視されているのだろうか。